むかしの照明<明るさ比較~行灯の明るさ>

江戸時代の行灯の明るさはどの程度だったのでしょうか。愛宕公民館が復元した行灯を使って、むかしの照明の明るさ比較をしてみました。灯明(とうみょう)・ローソク・LED電球を使って比較してみました。 和室の明るさ:蛍光灯 280~300ルクス  <光源から約30cm離れて照度計で計測> LED電球(40w):《開》200ルクス 《閉》88ルクス  ローソク:《開》2ルクス 《閉》0.35ルクス  灯明:《開》6ルクス 《閉》0.85ルクス  灯明は、灯明皿2枚・灯芯1本・菜種油を使いました。灯芯の数を増やせばより明るくなります。《開》は扉を開けて計測、《閉》は扉を閉めて計測した数値です。  江戸時代の室内照明は、現代に比べると非常に暗いことが実証されました。本を読むにしても、行灯の扉を開け行灯に近づかないと、よく読めません。灯明皿は2枚重ねで使用され、灯芯からたれた菜種油は下の皿で受けるようになっていました。灯明皿⇒「ひろしまWEB博物館」 照度計は唐松電気工事(鈴鹿市中江島町)の協力を得ました。行灯の復元は岡田文化財団助成事業で行いました。 (愛宕公民館 令和2年9月13日)

復元行灯

復元行灯

灯明の明るさ

灯明の明るさ

照度計

照度計

 

2020年9月13日 | カテゴリー :