戦争遺跡<愛宕公民館 陸軍飛行場跡現地調査>

平成30年11月3日 亀山市・菰野町・鈴鹿市の現存する戦争遺跡の保存状況を調べました。 ①北伊勢陸軍飛行場 格納庫基礎跡(三重県亀山市能褒野町)2か所現存しています。 ②陸軍地下壕跡(亀山市辺法寺町) 辺法寺不動院すそ野に地下壕4本が現存しています。入口は崩落土により半分ほど塞がれていますが、内部の坑木痕が明確に残っています。近くにあった地下工場(削平され現存しない)の物資保管用と思われます。 ③竹永陸軍特攻用飛行場(三重郡菰野町竹成、永井) 竹永小学校前附近からダイワハウス工場付近まで巾100m、延長約1,500mの滑走路が作られましたが、現在は痕跡は全く残っていません。永井地区の丘陵公園内にコンクリート製半地下式指揮所用防空壕跡が現存しています。 ④陸軍第一航空軍教育隊 弾薬庫跡(鈴鹿市高塚町)中は4部屋に区切られ、コンクリート製棚が備え付けられていたようです。(愛宕公民館)

 

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