史跡伊勢国分寺跡歴史公園

国史跡「伊勢国分寺跡」(三重県鈴鹿市国分町)の保存整備事業が終了し、歴史公園として供用開始されています。建物復元はありませんが、現地の案内表示で具体的な伽藍配置がイメージできます。鈴鹿市考古博物館3階展望デッキからは、鈴鹿山脈の山並みを背景に歴史公園全景を見ることができ、往時における伊勢国分寺の広さや景観を体感することができます。歴史公園には全面に芝を貼り、散策路や説明看板が設けられています。中門・回廊・金堂・講堂・僧房及び180m四方の築地塀を土盛りで表示しています。復元イラストに描かれている七重塔、鐘楼、経蔵は、発掘調査で遺構が発見されていないため、想定復元です。国分尼寺は、現在の国分町集落のところではと考えられています。  (愛宕公民館 令和2年6月6日)

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