環境安全防災

活動

防災講座<巨大地震・津波被害に備える心構え>

令和元年8月6日 愛宕公民館・白子公民館共催事業<防災講座>「巨大地震・津波に備える心構え」を開催しました。会場:愛宕公民館ホール。講師:三重大学大学院工学研究科 川口淳 准教授。参加者:60名。巨大地震に備え、今やるべきことを具体的な数値・例を示して講演していただきました。防災講座の成果は、愛宕地域づくり協議会の今後の防災訓練などに活かしていきます。

IMG_0029 (2)IMG_0035

 

愛宕公民館津波避難訓練

鈴鹿市立愛宕公民館は、標高4.7mに位置し、津波浸水予測区域に入っています。令和元年5月7日公民館サークル生代表者・会計会議を利用し、会議終了後に避難訓練を実施しました。大地震と津波発生を想定した館内放送の後に、サークルの代表者・会計が参加して近くの高台にある愛宕公園まで徒歩で避難しました。津波を想定して、停電時の自動ドアの開閉の仕方、車イスを利用した避難、停電した信号機の渡り方、停電で遮断機が下りたままの電車踏切の通行方法、2階家屋の瓦落下を想定した避難経路の検証など体験訓練しました。

IMG_0009IMG_0011IMG_0016

 

 

 

 

 

 

 

津波防災の日 「いのちの鐘」

平成27年12月国連総会で日本提案の11月5日を「世界津波の日」とする決議が採択されました。日本では、平成23年法律で毎年11月5日を「津波防災の日」とされました。この日、国や地方公共団体は津波防災の啓発に向けた行事を実施しています。

津波防災の日」の緊急地震速報訓練として、三重県鈴鹿市では11月1日午前10時に沿岸部のお寺(38寺)でお寺の鐘を鳴らす訓練「いのちの鐘」が行われました。「いのちの鐘」とは、鈴鹿市独自の取り組みで、災害時において住民に切迫した危険を知らせるため、寺院の鐘を鳴らし避難を呼びかけるものです。昔から緊急時に鐘を乱打することは、早鐘(はやがね)と呼ばれています。愛宕公民館とサークル生が、鈴鹿市江島本町の壽善寺で「いのちの鐘」を打ち鳴らす訓練に参加しました。

IMG_0008IMG_0012

 

避難所としての公民館の対応・地域との連携

平成30年9月30日三重県内を通過した台風24号により、避難所に身を寄せた住民の人たちは不安な夜を過ごしました。停電、高潮対策、交通機関の運休など各地で混乱が発生しました。三重県鈴鹿市でも、堀切川が氾濫危険水位を超えたため避難勧告、避難準備情報が出され、多くの人が公民館や小学校に避難しました。内陸部の公民館では、100人近い人が海岸部や堀切川周辺から避難してきたところがありました。また、公民館近くの小学校は、60人程が避難してきました。公民館及び小学校が避難所としてどのように対応したか、今後の災害対応の教訓になると思われるので、10月5日この公民館に赴き、問題・課題などを聞いてきました。

<公民館>・公民館内に96人収容したが、駐車場には車の中に10人以上いた。 ・公民館保管の毛布では足りず、毛布60枚を追加した。 ・発電機、非常照明を設置した。 ・ペット(犬、猫)の持ち込み要望が強く対応に苦慮した。 ・近くのコンビニが停電により閉店し、飲み物の確保に困った。 【避難者が持参するとよいもの】①飲み物、食べ物 ②電灯(照明器具) ③毛布 ④毛布の下にひくもの

<小学校>・地区外からの避難者が多いため、駐車場の場所が分からず、学校周辺に車があふれていた。 ・体育館のトイレが少なく、トイレットペーパーが不足し困った。 ・ガムテープ、養生テープ、マジックなど文具が無く、市本庁から来た職員では文具の所在が分からず出せなかった。本庁職員2名では対応できまかった。 ・校内の照明が不足 

<地域の協力>公民館職員3人では多数の避難者への初期対応が大変だったようです。小学校では、学校施設に不案内な市本庁職員2人では対応できなかったようです。地元の地域づくり組織の役員6人の方々が応援にかけつけ、案内など避難支援の対応に当たりました。6人のうち3人が小学校へまわり、避難支援を行ったようです。多くの人が集まった避難所では、地元の人の助けが必要です。避難する地域、受け入れる地域のそれぞれの地域づくりでどのように避難支援するか・・・重要な課題ではないでしょうか。

プッシュ型支援・対口支援

IMG_0085

 

北海道の地震で震度7を観測した厚真町など被災3町に、パートナー自治体を割り振る「対口支援」(たいこうしえん)方式で派遣された東北と新潟の7県の応援職員は延べ682人になりました。総務省が9月19日時点で人数を集約しました。平成30年3月に制度化された対口支援の適用は、西日本豪雨に続き2例目です。西日本豪雨では、広島県、岡山県、愛媛県の20市町に20都道県と9政令市から延べ約1万5千人が派遣されました。対口支援方式による職員派遣⇒三重県HP (平成30年9月21日)

IMG_0017

 

巨大地震・災害の発生当初は、被災自治体において正確な情報把握に時間を要し、また、必要な物資量を迅速に調達することは困難です。東日本大震災で被災者に物資が十分に行き渡らなかった経験をふまえ、国が被災した自治体からの具体的な要請を待たないで、避難所避難者への支援を中心に必要不可欠と見込まれる物資を調達し、被災地に物資を緊急輸送しています。これを「プッシュ型支援」といいます。平成28年の熊本地震で初めて実施され、平成30年7月豪雨で大きな被害が出た広島県、岡山県、愛媛県に支援物資が届けられました。  【防災企画展示】愛宕公民館では、プッシュ型支援の「国⇒三重県⇒鈴鹿市⇒市内収容避難所」の流れ、支援物資量など具体的に解説・説明した企画展示を行っています。国が配送した支援物資は、 三重県の中勢拠点「三重県消防学校防災倉庫」⇒鈴鹿市の受入れ拠点「AGF鈴鹿体育館」(江島台一丁目)、「西部体育館」(長沢町)⇒武道館、小中学校、公民館などと搬送されます。(平成30年9月8日)

平成30年9月6日発生した北海道胆振(いぶり)東部地震でも国は食料のプッシュ型支援を実施することになりました。農林水産省HP⇒プッシュ型支援