愛宕の歴史 【5】産業・交通  5-1白江野用水  5-1-1 水路建設

5-1-1  白江野用水(しろえのようすい)水路建設
武道館北側~江島台~旧伊勢街道沿い~地蔵堂~江島神社東側に白江野用水が通っています。  白江野用水は、明治13年(1880)用水建設の試掘願いが出され、明治14年工事を着工し明治20年鬼ケ淵にたどり着きました。しかし、水量不足から第2水源を求め、明治28年葉山川(現在の平野川)の引き込み口を、さらに鈴鹿川堤防外に湧水池を作り水源地としました。 現在の水源地は、鈴鹿川堤防拡張工事により現位置に移設されたものだとのことです。 工事期間15年、延長約10kmの農業用かんがい用水路です。「白江野用水」の名称は、白子・江島・野町の3か所の村の頭文字をとったものです。 参考:「白江野用水百年のあゆみ」白江野土地改良区(昭和54年)