愛宕公民館 令和元年度歴史講座

7月23日(火)10時~「壬申の乱と古代伊勢国」講師:斎宮歴史博物館 天野秀昭さん  日本古代史上最大の内乱、壬申の乱。乱の舞台となった伊勢国の動向や、乱後に天武天皇の娘で万葉集に哀歌を残した最初の斎王大来皇女を紹介します。斎宮跡の最新の発掘調査成果も含め紹介します。斎宮歴史博物館では、10月5日から史跡斎宮跡指定40周年記念特別展「大来皇女と壬申の乱」が開催されます。 

9月3(火)10時~「伊勢神宮と考古学」講師:三重県埋蔵文化財センター調査研究1課長 穂積裕昌さん(文化史学博士)  伊勢神宮の成立について、文献史料による解釈とともに考古学の観点から解説します。

10月9日(水) 史跡見学「豊川海軍工廠遺跡と三河国国分尼寺跡」  豊川海軍工廠は、海軍が使用する機銃、弾丸などを生産した巨大兵器工場で、終戦間際の空襲で多大な犠牲被害を出しています。火薬庫跡や信管置場跡などが史跡公園として整備されています。国分尼寺跡は、中門建物復元、金堂基壇復元、講堂跡・回廊跡表示などが保存整備されています。平子公民館長が、鈴鹿海軍工廠・伊勢国分寺と比較して説明します。現地では、豊川平和交流館、三河天平の里資料館の案内ボランティアの方に解説してもらいます。午後は、豊田市の松平郷(松平東照宮・高月院)を訪れます。歴史講座参加費300円、史跡見学は別途バス代が必要。

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2019年7月17日 | カテゴリー :