愛宕公民館では、令和3年2月末に予定していたサークル活動発表の場「学習発表会」が開催中止となりましたが、展示を希望するサークルにあってはサークル生作品をエントランスで展示しています。令和2年12月16日から令和3年1月末までは、「絵手紙サークル」(荒木万里さん指導)と「子ども書道サークル」(樋口弓弦さん指導)の作品を展示します。(令和2年12月16日 愛宕公民館) 1月13日から1月末までは、一部の展示替えを行い、「愛宕の歴史調査」で収集した写真の一部を展示します。(令和3年1月13日 愛宕公民館) 令和3年2月1日からは「型紙彫刻サークル」(内田勲さん指導)の作品を展示しています。鈴鹿の伝統工芸「伊勢型紙」彫刻の技法によって彫られた作品です。3月中旬まで。土・日・祝日は休館です。(令和3年2月2日 愛宕公民館)
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愛宕公民館で江戸時代の街道絵図と行灯
愛宕公民館では、江戸時代の街道絵図と行灯(あんどん)を常設展示しています。街道絵図は、「伊勢路見取絵図」第3巻のうち鈴鹿川~神戸城下~玉垣~江島~白子~寺家の部分を額装して展示しています。伊勢街道は、江戸時代に現在の四日市市から伊勢市まで整備された街道です。東海道などは国道1号が整備されてから消滅しているところもありますが、伊勢街道旧道は現在も生活道路も使われており、歴史街道として旧道を巡ることができます。 行灯(あんどん)は、亀山市歴史博物館に収蔵されている行灯を復元したものと地域の人から寄贈された実際に使われていた行灯です。灯明を点灯して江戸時代の灯りを体験することができます。 (令和3年1月8日 愛宕公民館)
令和3年元旦 明けましておめでとうございます<愛宕公民館>
令和3年元旦 明けましておめでとうございます。 三重県内の新型コロナウイルス感染症について、連日感染者が発生しており、鈴鹿市においても、令和3年1月1日現在延べ268人の陽性患者数が報告されています。政府、三重県および鈴鹿市から感染防止対策が示されていますが、これらを受け、愛宕公民館は新型コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用、常時換気、館内飲食禁止、利用器材消毒、利用人数制限など感染対策の徹底を行っています。 今年度の学習発表会開催について実行委員会で検討した結果、令和3年2月末に予定していた学習発表会は、舞台・展示部門とも開催を中止させていただくことになりました。多数の人が集まること、不特定多数の来場者であること、発表者・来場者とも高齢者が多いことなど勘案し、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを考慮して開催中止としました。地域の皆様が楽しみにしていただいているイベントですが、御理解をお願い申し上げます。 なお、公民館は地域における社会教育の場でもあることから、ホームページをより充実させ情報発信に努めます。愛宕地域の歴史についてのオンライン歴史講座の準備も進めています。 令和3年も皆様の御協力、御支援をよろしくお願い申し上げます。 (令和3年1月1日 愛宕公民館)
愛宕2号墳出土「七鈴鏡」
スタイロフォームと和紙で干支「丑」作り
来年の干支 丑(うし 牛)を調査しました
愛宕公民館 郷土の歴史再発見「伊勢国府跡」
伊勢国府跡(三重県鈴鹿市広瀬町)発掘調査において政庁北側の方格街区(地割)で大型瓦葺建物跡が確認され、11月14日現地公開されました。以前の調査で建物が存在することは確認されていましたが、今回の調査で東西14m、南北23mの南北に細長い建物が確認されました。建物の基壇、礎石は失われていましたが、掘込地業(ほりこみちぎょう 地盤改良)が行われています。伊勢国府は、政庁の南側ではなく北側に方格街区、南北大路があり、瓦葺建物が建ち並んでいます。この謎の解明は今後の課題です。 (令和2年11月14日 愛宕公民館)
平成30年9月11日愛宕公民館歴史講座②「郷土の歴史再発見」を開催しました。講師:鈴鹿市考古博物館 藤原秀樹さん。伊勢国府を中心に最近の発掘調査で新しく分ってきたことを解説していただきました。伊勢国府跡(三重県鈴鹿市広瀬町)では、政庁の正殿・後殿の基壇が1mほどの高まりとして残っており、全国的にみても、これほど残りのよい政庁跡はありません。政庁北側の方格地割の南北大路は、その溝が最近の発掘調査で政庁近くまで延びていることが確認されました。政庁跡では、重圏文軒丸瓦や重廓文軒平瓦が出土しています。(昭和30年9月11日 愛宕公民館)
愛宕公民館 歴史講座「岸岡山古墳群歴史ウォーキング」
令和2年10月31日 愛宕公民館歴史講座「歴史ウォーキング~岸岡山古墳群に歴史ロマンを感じて~」を開催しました。参加者:23名。案内・現地解説:鈴鹿市文化財課 藤原秀樹さん。 愛宕古墳群(2基)、岸岡山古墳群(38基)、岸岡城跡を巡りました。 愛宕2号墳(前方後円墳・愛宕神社)~岸岡山窯跡~岸岡山古墳群~22号墳(前方後円墳・消滅)・13号墳(整備)・21号墳(前方後円墳・展望台)~岸岡城跡<7号墳・6号墳(盗掘坑)・4号墳(最大円墳)>~25号墳(消滅・家型埴輪出土) 岸岡山古墳群は消滅したものもあるが、丘陵の海側・西側ともに多くの古墳が現存しています。小型の古墳は山林の中に高まりとして残っています。岸岡山古墳群の中心地点の21号墳(展望台)近くに特に密集しています。参加者からは古墳群を示す看板設置の強い声がありました。 (令和2年10月31日 愛宕公民館)